カテゴリ : 2002年10月号

若返り商品ブームの現実

 老化にさからい,寿命を延ばそうという試みは,少なくとも紀元前3500年の昔にまでさかのぼる。以来,不老不死の霊薬を売り込む自称専門家は後を絶たない。不死への思いは世界中の人々の心をつねに動かしてきた。アレクサンダー大王 … 続きを読む

カテゴリ 2002年10月号, 記事

羽毛がつむぎ出す俳句新世界

米国の詩人エミリー・ディキンソンは「希望とは羽根のあるもの」と表現した。一方,俳優のウディ・アレンは自著に『羽根むしられて』という題名をつけた。ディキンソンの楽天的な見方に対し,ウディの表現は苦しみに満ちている。 &nb … 続きを読む

カテゴリ 2002年10月号, 記事

人工心臓で生きる 完全埋め込み型の実力

 心不全の患者の心臓を生涯にわたって完全に人工心臓装置に置き換えることは医学の中で最も困難な目標のひとつだった。昨年,この挑戦はきわめて重大な局面を迎えた。いくつかの米国の病院で,人工心臓が臨床試験の初期段階に入ったのだ … 続きを読む

カテゴリ 2002年10月号, 記事

レーザーで結ぶラストワンマイル

 オフィスや家庭と光ファイバー基幹回線との間に残された“最後の1マイル”をどう結ぶか。新手法が浮上している。赤外線レーザーを飛ばして信号を送る「空の光ファイバー」と呼べる自由空間光通信システムだ。基幹回線とオフィスや家庭 … 続きを読む

カテゴリ 2002年10月号, 記事

ホシバナモグラの驚異の鼻

 ホシバナモグラ(Condylura cristata)の体重はわずか50g,マウスのほぼ2倍しかない。米国北東部やカナダ東部の湿地の浅いところにトンネルを掘って住み,地下と水中の両方で餌をとる。モグラの仲間(哺乳類食虫 … 続きを読む

カテゴリ 2002年10月号, 記事

見えてきた老化防止薬

 今現在,世間に出回っているいわゆる“老化防止薬”で,ヒトの寿命を延ばすことが実際に証明されているものは何ひとつない。老化とともに体を構成する分子や細胞に傷が蓄積していき,病気にかかりやすくなるという現実は避けられない。 … 続きを読む

カテゴリ 2002年10月号, 記事

特集:どうなる東海大地震

 「いつ起きても不思議ではない」。東海地震がそういわれて四半世紀が過ぎた。これまで静かだった大地が最近,いくつかのシグナルを発信し始めた。これは東海地震の前兆なのか。それとも,再び沈黙の期間を経て,東南海・南海地震を巻き … 続きを読む

カテゴリ 2002年10月号, 記事

3つの異変が示す早期発生の可能性

 1976年に東海地震説が発表され,その震源域では世界最高水準の観測網が整備された。今では,地殻やプレートの動きをセンチメートル単位で把握できるようになった。    近年になってそれらの観測データに“異変”が見 … 続きを読む

カテゴリ 2002年10月号, 記事

日本の半分を襲う複合巨大地震

 1944年の東南海地震(M7.9)ではなぜか東海で起きず,浜名湖から東は地震を免れた。その「空白域」では,フィリピン海プレートに引きずり込まれる陸側プレートに歪み(応力)が解放されずに残っており,大地震が起きる。これが … 続きを読む

カテゴリ 2002年10月号, 記事

超広域災害に備えろ

 東海地震が単独で2010年までに発生するのか。それとも東南海や南海地震を巻き込む巨大地震になるのか──。結論は実際に起きてみなければ出せない。ただ21世紀前半に駿河・南海トラフに巨大地震が発生するのはほぼ間違いないので … 続きを読む

カテゴリ 2002年10月号, 記事

超対称性の秘密を解く

 物質や力のもとになっている素粒子の本質とは何か?その謎に迫るために考えられたのが「超対称性」という奇妙でつかみどころのない理論だ。この特殊な対称性がある種の原子核に姿を現した。自然の奥深くに潜む対称性に目を向ければ,宇 … 続きを読む

カテゴリ 2002年10月号, 記事

日経サイエンス 2002年10月号

地球科学 特集:どうなる東海大地震 「いつ起きても不思議ではない」といわれてから4半世紀。東海地震の想定震源域で異変が見つかっている。これは前兆現象なのだろうか。もし違っていたとしても,今世紀前半にはさらに巨大な地震が起 … 続きを読む

カテゴリ 2002年10月号, 雑誌