カテゴリ : 2003年11月号

日本でも進む新薬開発への応用

 日本でもRNA干渉を利用した創薬の基礎研究が進んでいる。例えば武田薬品工業は2月,すい臓細胞の表面にあるGPR40というタンパク質が,インスリン分泌に重要な役割を果たすことをRNA干渉を利用して突き止めたと発表した。糖 … 続きを読む

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地球が「猿の惑星」だったころ

 現在では,類人猿の生息地域は限られており,種の数も個体数も少ない。しかし,中新世(2200万年~550万年前)の地球には100種もの類人猿が暮らしていた。とくに,フランスから中国にかけてのユーラシアと,ケニアからナミビ … 続きを読む

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小脳の知られざる役割

 小脳の主な働きは運動の制御だと考えられてきた。しかし最近の研究から,それは過去の常識となりつつある。知覚情報の統合や情動の制御など,その名に反して小脳が受け持つ役割は大きい。    小脳は脳の下部に位置し,そ … 続きを読む

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有人宇宙飛行 中国の挑戦

 中国は今秋初めて,自前のロケットと宇宙船で宇宙飛行士を地球周回軌道に送り込もうとしている。成功すれば,米国,ロシア(旧ソ連)に次いで有人宇宙飛行を実現した3番目の国になる。いまゴビ砂漠の端にある酒泉衛星発射センターで, … 続きを読む

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ホログラフィック宇宙

 「ホログラフィック原理」と呼ぶ理論によると,宇宙は1枚のホログラムに似ている。ホログラムが光のトリックを使って3次元像を薄っぺらなフィルムに記録しているように,3次元に見える私たちの宇宙はある面の上に“描かれた”ものだ … 続きを読む

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特集2:ナノマシンを創る

 多くの原子を1つずつ正確に配列した細胞よりも小さいマシンが,自らの複製を含めてあらゆるものを作り出す。このナノのマシンが実現できれば,周りにある材料からあらゆるものが低コストで作れるようになる。 1986年に出版されナ … 続きを読む

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自ら組み上がる“分子の機械”

 21世紀の経済・社会を支える基盤技術として期待されているナノテクノロジー。それを確立する手段として注目されているのが「自己組織化」だ。 化学物質の合成に自己組織化を利用するには,弱い相互作用をいかに取り入れるかがカギに … 続きを読む

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生体超分子が実現する未来の電子素子

 生物を観察すると,その形態や生態の多様さに驚かされる。しかも,非常に巧みな能力を持っている。生物は細胞の集合体だが,それはさらに小さなタンパク質やリン脂質膜,糖鎖,核酸などでできている。こうした生体分子が自動的に集合し … 続きを読む

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特集1:RNA干渉 ノーベル賞級の新発見

 生命科学の分野で意外な新現象が見つかった。RNAどうしが邪魔し合って働かなくなる「RNA干渉」だ。遺伝子発現を抑制する強力な仕組みが生物にもともと備わっていたことを知って科学者たちは驚愕した。“ノーベル賞級”の発見とい … 続きを読む

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ゲノムを見張る驚異のメカニズム

 ほぼすべての動植物細胞に,特定の遺伝子を沈黙させる「RNA干渉」と呼ぶ仕組みがもともと備わっていることが判明した。遺伝情報を伝えるRNAが特殊な形に変化し,これが遺伝子の発現を妨げる。 この機構は,細胞を有害な遺伝子か … 続きを読む

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小さなRNAの遺伝子とその標的を探せ

 世界的に高く評価されている科学誌Scienceが昨年末「2002年の科学ニュース・トップ10」と題した特集を掲載した。日本で昨年一番話題になったのは素粒子ニュートリノの研究だろうが,国際的には「小さなRNA」が他を抑え … 続きを読む

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日経サイエンス 2003年11月号

特集1:RNA干渉 生命科学の分野で予想外の新現象が見つかった。RNAどうしが邪魔し合って働きを失ってしまう「RNA干渉」だ。遺伝子発現を抑制する強力な仕組みが生物にもともと備わっていたことを知って,科学者たちは驚愕した … 続きを読む

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