カテゴリ : 2004年10月号

平凡な星たちの華麗な最期

 シアトルにあるワシントン大学の天文学部からチフーリ(Dale Chihuly)の工房が見える。彼は有名なガラス工芸家で,光り輝き流れるような作品は海の生き物を生き生きと描き出す。    彼の作品は天文学者の心 … 続きを読む

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ついに証明された? ポアンカレ予想

 今から100年前、偉大な数学者ポアンカレが提唱した数学の難問が、ついに証明されたようだ。「私たちが住んでいる3次元空間を構成する様々な3次元多様体の中で、最も単純で簡単なのは『3球面』と呼ばれる形。これと同じくらい簡単 … 続きを読む

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ハイテク社会を揺るがす宇宙からの核攻撃

 大気圏外の宇宙で核爆弾を爆発させると人工衛星に深刻な障害が生じ,現代のハイテク経済社会は大打撃を受ける。テロの懸念が高まるなか,“宇宙核攻撃”に対する防衛策が必要になってきた。    核弾頭装備ミサイルを地球 … 続きを読む

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原始地球の気候を支配したメタン菌

 およそ23億年前,変わり者の微生物が若い地球の空を酸素で満たし,生物界に革命が起きるきっかけをつくった。シアノバクテリアと呼ばれるこの増殖力旺盛な微生物が登場しなかったら,今,世界にいる生物のほとんど,つまり酸素を必要 … 続きを読む

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超高密度記録をひらくスーパー磁気センサー

 磁気センサーを格段に高度化する新技術が登場した。微弱な磁場によって内部を流れる電流量が大きく変わる「超巨大磁気抵抗効果(EMR)」素子だ。類似の素子はほかにもあるが、EMR素子の方が格段に応答が速く、感度も高いという。 … 続きを読む

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進化を演出したレトロポゾン

 ヒトゲノムは約30億塩基対のDNAからなる。このサイズは生物界最大というわけではないが,大腸菌ゲノムが約480万塩基対であることを考えると,桁違いに大きい。最初の生物のゲノムサイズが大腸菌と同レベルだとすると,生物は3 … 続きを読む

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短期集中連載 がらくたDNAに注目せよ

 ヒトゲノムの中で,タンパク質のアミノ酸情報を指示している遺伝子はほんのわずかしかなかった。大半の領域は,何をしているのかよくわからない,いわゆる「がらくたDNA(ジャンクDNA)」だ。ジャンクDNAはその名前からもわか … 続きを読む

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BSE阻止の決め手 発病前にプリオンをつかめ

 昨年12月,米国で初めて牛海綿状脳症(BSE,狂牛病)の感染牛が見つかった。その後,世界58カ国が米国産牛肉の輸入禁止措置を取り,米国の食肉産業は危機に陥っている。万一BSE感染牛を食べた場合,異常プリオンタンパク質が … 続きを読む

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ヴォイニッチ手稿の謎

 中世に書かれ,「世界で最も不可解な書物」と呼ばれてきた謎の手稿がある。奇妙な文字でつづられており,解読の試みはことごとく失敗した。しかし最近の研究によって,巧妙な“でっち上げ”の線が強まった。    この文書 … 続きを読む

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日経サイエンス 2004年10月号

  バイオテクノロジー BSE阻止の決め手 発病前にプリオンをつかめ  S. B. プルシナー プリオン研究の第一人者である著者は,食肉への信頼を取り戻すには全頭検査の意義を改めて認識すべきだと主張する。生きた … 続きを読む

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