カテゴリ : 2005年12月号

豊かな「脱炭素社会」へ

 単純な誤解が気候変動をめぐる論争を大きくゆがめている。環境保護主義者も懐疑論者のどちらも,気候変動を食い止めるには,経済発展を引き換えにしなければならないと主張している。地球の温暖化を食い止めるために化石燃料の消費を減 … 続きを読む

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環境経済学の挑戦

経済成長は,現代世界の経済にまつわるあらゆる問題を解決する万能薬とみなされている。貧困問題を解決するには,経済を成長させさえすれば(つまり,モノとサービスの生産を増やし,消費支出を刺激すれば),あとは富が広く浸透するのを … 続きを読む

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絶滅のホットスポットを救え

 私たちは暖かい雨に打たれながら泥道に立ちつくし,ある牛の放牧場を眺めていた。幅100m,長さ1kmにわたって森林を二分している放牧場だ。ブラジルのリオデジャネイロから車で数時間のこの地で,私たち現代に生きる者は,地球上 … 続きを読む

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小さな農地の大きな可能性

 2002年に会ったとき,ジンバブエの20代のやせた男性,ムウェテ(Peter Mwete)はマルマリ村落にある彼の小さな野菜畑で雑草を抜いていた。広さ100m2の区画は,野生動物や家畜が入ってこないように,林から切り出 … 続きを読む

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The Climax of Humanity / 「ボトルネックを超えて」より抜粋

The21st century feels like a letdown. We were promised flying cars, spacecolonies and 15-hour workweeks. Robots were supposed to do our chores,except when they were organizing rebellions; children wer … 続きを読む

カテゴリ 2005年12月号, 英語で読む日経サイエンス

日本が歩むべき道 京都議定書からの出発

編集部 特集『大選択 地球の未来』では,限りある存在である地球の姿が明らかになった現在,環境と共生可能な社会システムとは何か,各分野の専門家が解説しています。この特集から,今後日本が何をすべきかを考えていきたいと思います … 続きを読む

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極度の貧困をなくすには

 人類はその歴史を通じて,ほとんどの人々はみじめなまでに貧しかった。飢饉や出産による死,感染症その他無数の脅威は,有史以来ずっと当たり前のことだった。人類の悲惨な窮状に変化をもたらしたのは,1750年ごろに始まった産業革 … 続きを読む

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優先順位をどうつけるか?

 今後50年間で,世界が直面する環境問題や人道問題はさらに深刻なものとなるだろう。これらの問題に対処すべく,すでに一定の関心と努力,資金が払われているが,どの問題に資源を振り向けるか,その選択はますます厳しくなる。 &n … 続きを読む

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ボトルネックを超えて

 21世紀は人類史上最も驚くべき時代となりつつある。過去数世紀にわたって超幾何級数的な急増を続けた世界人口は,いまや安定化しつつあり,世界人口は今世紀中ごろには約90億人で頭打ちになるだろう。極度の貧困は,人口比率で見て … 続きを読む

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90億人が住む世界 激変する人口バランス

 2005年は,人類の歴史上類を見ない3つの重大な転換期をはらんだ10年間の中間点に当たる。2000年以前には,若年層(60歳未満)の人口はつねに高齢層(60歳以上)の人口を上回っていた。2000年以降,高齢層人口が若年 … 続きを読む

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病気との闘い 求められる新戦略

 いま世界中で著しい人口遷移が起きている。農村から都市へと人口が移り,少子化と高齢化が進んでいるのだ。これに伴い,病気にも変化が見られるようになった。インドや中国のように急速に景気拡大している国々は,先進国と同じような健 … 続きを読む

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筋肉スーツで楽々作業〜日経サイエンス2005年12月号より

 筋肉の代わりをするウェアラブルロボット「マッスル・スーツ」が誕生した。これを着れば,自分で力を入れなくても腕がさまざまな動きをする。筋力の衰えた高齢者や障害者の補助,脳梗塞で腕が不自由になった人のリハビリ支援などを目的 … 続きを読む

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MgB2超電導体で初の永久電流〜日経サイエンス2005年12月号より

 日立製作所は物質・材料研究機構と共同で,二ホウ化マグネシウム(MgB2)超電導体を用いたシステムで電流を減衰せずに流し続ける実験に成功した。 MgB2は-234℃で超電導状態になり,従来のニオブ系よりも高温なため,安価 … 続きを読む

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ふわふわの彗星〜日経サイエンス2005年12月号より

「ディープインパクト」によって意外な姿が浮かび上がった    去る7月に探査機ディープインパクトがテンペル第1彗星の核に命中を果たしたが(「彗星に命中!」日経サイエンス2005年9月号TOPICS参照)、米国天 … 続きを読む

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極限環境で生まれる星〜日経サイエンス2005年12月号より

 超大質量ブラックホール近くの厳しい環境でも,星が生まれることがあるらしい。近赤外線による観測の結果,天の川銀河の中心にある超大質量ブラックホールから0.3光年以内の領域に約100個の大質量星が存在することがわかった。こ … 続きを読む

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