カテゴリ : 2006年7月号

グローバリゼーションは貧困を救うか

 世界のグローバル化,それに貧困と不平等にまつわる問題が,国際テロや地球温暖化といった問題と同様に議論の対象になっている。私の周囲には,グローバル化について確固たる意見をもち,世界の貧しい人々の問題に関心を抱いている人が … 続きを読む

カテゴリ 2006年7月号, 記事

まだまだ進化するハイブリッド車

 米国のガソリン価格が1リットル当たり80セントまで跳ね上がった昨年の夏,ハイブリッド車はショールームから市場へ向かって次々に走り始めた。ハイブリッド車は従来のエンジンと電池駆動の電気モーターを組み合わせて,低燃費と高性 … 続きを読む

カテゴリ 2006年7月号, 記事

関東平野の地下に潜む断層群

   2004年10月23日の新潟県中越地震では,1995年の阪神淡路大震災以来,初めて震度7が観測され,走行中の上越新幹線が脱線した。阪神大震災を機に全国に網の目のように張り巡らされた地震観測網は,本震の大き … 続きを読む

カテゴリ 2006年7月号, 記事

ロタウイルスから子どもを守れ

   殺人ウイルスと聞いて思い浮かぶのは,アフリカのエボラウイルス,アジアのSARS,米国ならハンタウイルスあたりだろうか。ところが,そうした悪名高いウイルスよりも「ロタウイルス」のほうがはるかに多くの命を奪っ … 続きを読む

カテゴリ 2006年7月号, 記事

太陽フレア発生の謎を解く

 太陽を取り巻く大気の最外層(コロナ)で起こる大爆発「フレア」は,たった数分間に原子爆弾数十億個分のエネルギーを放出する。フレアの最中,大量のプラズマ(電離ガス)が突発的に放出されることもある。「コロナ質量放出」と呼ばれ … 続きを読む

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オランウータンの道具の文化が示す知能の進化

 インドネシア・スマトラ島のスワクバリンビン(以下スワク)という地域で,道具を用いるオランウータンの個体群が発見された。動物園などの飼育環境では,オランウータンが巧みに道具を使う姿はめずらしくないが,野生のオランウータン … 続きを読む

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トポロジカル量子コンピューター

 「エニオン」という不思議な粒子を操ると,“時空のひも”の束で量子計算を表現できる。組みひもの構造は周囲の状況が多少変化したくらいでは変わらないので,エラー発生率の低い現実的な量子コンピューターにつながる可能性がある。 … 続きを読む

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ここまできた機械翻訳

 コンピューターを使って翻訳する「機械翻訳」は人工知能の領域の中でも,開発がかなり遅れている分野だ。固有名詞や技巧を凝らした文句がいくつか出てくるだけで,たちまち正しい文意をくみ取れなくなる。しかし,ここ数年,新しい研究 … 続きを読む

カテゴリ 2006年7月号, 記事

"Why Are Some Animals So Smart?" / 「オランウータンの道具の文化が示す知能の進化」より抜粋

Even though we humans write the textbooks and may justifiably be suspected of bias, few doubt that we are the smartest creatures on the planet. Many animals have special cognitive abilities that allow … 続きを読む

カテゴリ 2006年7月号, 英語で読む日経サイエンス

赤に敏感〜日経サイエンス2006年7月号より

 ヒトや近縁の霊長類が色覚を持つようになったのは,紅潮した頬や恐怖で青くなった顔を見分けるためだったのかもしれない。    トリやハチの色受容体は複数で可視光領域全体をまんべんなく感知するのに対し,ヒトや旧世界 … 続きを読む

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新局面を迎えた小林・益川理論の検証実験〜日経サイエンス2006年7月号より

物質と反物質の微妙な違い「CP対称性の破れ」を説明する小林・益川理論トップクォークを発見した米国の巨大加速器によって,さらなる検証が進んだ    宇宙誕生時,物質と反物質は等量あったのに,現在の宇宙に反物質が見 … 続きを読む

カテゴリ 2006年7月号, News Scan

磁力が生む人工重力〜日経サイエンス2006年7月号より

 重力の変化を模擬する装置は遠心力装置から無重力実験用ジェット機までさまざまだが,単純な磁力が最も融通の利く方法となるかもしれない。    生体組織は反磁性で,外部から磁場を加えると逆向きに磁化する。ブラウン大 … 続きを読む

カテゴリ 2006年7月号, News Scan

ホタルの光はなぜ黄緑色?〜日経サイエンス2006年7月号より

発光のカギは酵素と基質のつながり方だった    黄緑色の光を放ちながら川面を飛び交うホタルの姿を見かける季節がやってきた。実はこのホタル,世界で最もエネルギー変換効率のよい“発光装置”の持ち主だ。   … 続きを読む

カテゴリ 2006年7月号, News Scan

カビから生まれたコレステロール低下剤〜日経サイエンス2006年7月号より

新薬誕生の背景には粘り強い努力と海外の有力研究者の励ましがあった    コレステロール値を下げる画期的な薬「コンパクチン」を発見した遠藤章(えんどう・あきら)博士(バイオファーム研究所所長)が2006年度の日本 … 続きを読む

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クレーターに残る異常磁場〜日経サイエンス2006年7月号より

南アのフレーデフォートでは方位磁石は利かない…    「まるでバミューダ・トライアングルだ」とイテンバ加速器科学研究所(南アフリカ共和国)のハート(Rodger Hart)はいった。私はコンパスを取り出した。初 … 続きを読む

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