日経サイエンス  2020年11月号

ペスト禍を生き抜いたガリレオ

H. マーカス(ハーバード大学)

新型コロナウイルスが世界を揺るがせているこの数カ月,私たちは以前とはまったく異なる仕事の仕方を学ぶことを強いられた。非常時の科学研究のモデルとして参考になるのは,16~17世紀の天文学者にして物理学者,数学者のガリレオ・ガリレイだ。ガリレオの人生のうち最もよく知られる激動の出来事は1630~1633年のペストの大流行の間に起こった。

著者

Hannah Marcus

ハーバード大学科学史科の助教。15世紀から16世紀の近世ヨーロッパの科学文化を研究している。著書「Forbidden Knowledge: Medicine, Science, and Censorship in Early Modern Italy」を2020年9月に出版予定。

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科学否定の根底にあるもの」,K. ヘイホー/J. シュワルツ,日経サイエンス2018年2月号。

原題名

Galileo’s Lessons for Living through a Plague(SCIENTIFIC AMERICAN August 2020)

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