日経サイエンス  2020年5月号

生と死の境界を考える

C. コッホ(アレン脳科学研究所)

かつて死は呼吸と心拍の停止を意味していたが,現在の定義は脳機能の不可逆的な喪失,いわゆる脳死だ。最近の実験で,ブタの死体から切断された脳が数時間後に一部機能を回復した。将来,死の定義は再び見直されるかもしれない。

著者

Christof Koch

シアトルにあるアレン脳科学研究所の首席科学者・社長。SCIENTIFIC AMERICANの編集顧問でもある。著書に「The Feeling of Life Itself–Why Consciousness Is Widespread but Can’t Be Computed」(マサチューセッツ工科大学出版局,2019年)など。

原題名

Is Death Reversible?(SCIENTIFIC AMERICAN October 2019)

サイト内の関連記事を読む

キーワードをGoogleで検索する

脳死不可逆的昏睡脳幹反射群発・抑制交代