日経サイエンス  2020年2月号

遺伝子発現を制御する

DNAループのダイナミクス

E. L. エイデン(ベイラー医科大学/ライス大学)

人体の細胞はどれも同じ遺伝子セットを持つが,異なる組み合わせの遺伝子がオンになることで,神経や筋肉など種別ごとに機能を果たしている。この遺伝子発現の制御に関し,米国のチームが注目すべき発見をした。ゲノムのDNAが細胞内で多数のループ構造を形成し,これが遺伝子の調節に関与しているらしい。ループが生じる詳しい機構が判明した。

著者

Erez Lieberman Aiden

ベイラー医科大学とライス大学が共同で運営するゲノム構造研究センターのセンター長。

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2011年5月号「核内で動くゲノム」,T. ミステリ。

原題名

Untangling the Genome(SCIENTIFIC AMERICAN March 2019)

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