日経サイエンス  2019年12月号

特集:真実と嘘と不確実性

選挙を狙うハッキング攻撃

第2部:嘘という行為

J. A. ハルダーマン(ミシガン大学) J. シュワルツ(SCIENTIFIC AMERICAN編集部)

米国の選挙システムにはサイバーセキュリティー上で大きな脆弱性がある。システムが証拠ではなく安全信仰に基づいているのが一因だ。海外の攻撃者が有権者登録名簿や投票装置にアクセスし,結果に影響を及ぼすか,混乱や疑念の種をまく恐れがある。最悪の場合,未曾有の憲政の危機が生じるかもしれない。

著者

J. Alex Halderman / Jen Schwartz

ハルダーマンはミシガン大学の計算機理工学の教授でコンピューターセキュリティー社会センター所長。2019年のカーネギー・フェローシップを得て,議員と一般市民に選挙のサイバーセキュリティー強化法を教育している。シュワルツはSCIENTIFIC AMERICANのシニアエディターで,技術が社会に与える影響を担当。

原題名

How to Defraud Democracy(SCIENTIFIC AMERICAN September 2019)

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