日経サイエンス  2019年11月号

世界の情報をタマゴ1個に DNAストレージ

J. E. ダールマン(ジョージア工科大学/エモリー大学)

DNAは遺伝暗号だけでなく情報一般の保存に最適な特性を持っている。塩基配列を読み取る技術が進んだことで,一部の研究分野では分子スケールの記録媒体として使われるようになってきた。記録した複数の画像を順番に読み出して動画を再現する実験まで成功している。ハードディスクなど在来装置にはまだ及ばないものの,新たな可能性がありそうだ。

著者

James E. Dahlman

ジョージア工科大学とエモリー大学が共同で運営しているウォレス・H・コールター医用生体工学科の助授。薬剤送達とナノテクノロジー,ゲノム科学,遺伝子編集の境界領域を研究している。

原題名

All the World’s Data Could Fit in an Egg(SCIENTIFIC AMERICAN June 2019)

サイト内の関連記事を読む

キーワードをGoogleで検索する

DNA分子バーコード次世代シーケンサー薬剤耐性CRISPR