日経サイエンス  2019年11月号

BMIで拡張する身体

意図を汲んで動くマシン

R. アンダーセン(カリフォルニア工科大学)

神経信号によってコンピューター画面のカーソルやロボット義肢を動かすことができるブレイン・マシン・インターフェース(BMI)の開発が進んでいる。著者らは四肢麻痺患者の後頭頂皮質に電極を挿入し,患者が実行したいと思う動作を読み取って動くロボットアームを開発した。高頭頂皮質からの意図信号を用いることで,ロボットアームのより速く,より多様な制御が可能になるようだ。

 

著者

Richard Andersen

カリフォルニア工科大学のジェームズ・G・ボズウェル記念神経科学教授で, ティアンチャオ&クリッシー・チェン・ブレイン・マシン・インターフェース・センターのリーダーシップチェア兼センター長。視覚や聴覚,平衡感覚,動作の神経メカニズムと,神経人工装具の開発を研究テーマとする。米国科学アカデミーと米国医学アカデミーの会員。

関連記事
植物状態の人との対話」,A. M. オーウェン,日経サイエンス2015年4月号。

原題名

The Intention Machine(SCIENTIFIC AMERICAN April 2019)

サイト内の関連記事を読む

キーワードをGoogleで検索する

ブレイン・マシン・インターフェース後頭頂皮質