日経サイエンス  2019年11月号

特集:BMIで拡張する身体

脳の活動からその人の意図を読み取って,外部のロボットアームやコミュニケーション装置を動かす。そんな新しいBMI(ブレイン・マシン・インターフェース)装置が,ユーザーに使ってもらって検証する段階に入っている。米カリフォルニア工科大学のグループは,四肢麻痺の患者の脳の連合野に電極を挿入し,患者が実行したいと思う動作を読み取って動くロボットアームを開発。患者は約1年がかりで,介助者なしでビールの瓶を取り上げて飲むという夢を実現した。日本では,操作者の脳波の変化で駆動する「第3の腕」が登場。何かで両手がふさがっているとき,ユーザーの意図に反応してスイッチが入り,別の作業をこなしてくれるという。

 

 

意図を汲んで動くマシン  R. アンダーセン
第3の腕を手に入れる  古田彩 協力:西尾修一/平田雅之

サイト内の関連記事を読む