日経サイエンス  2019年7月号

デンキウナギの必殺技

K. C. カタニア(バンダービルト大学)

デンキウナギが獲物を電気ショックで気絶させることは昔から知られているが,その攻撃の仕組みや,電撃が獲物にどう影響しているのかといった詳細は謎だった。一連の実験によって,この動物が電場を使って獲物を検知し,追跡し,無力化する必殺技が明らかになった。デンキウナギは自分が危険にさらされたときにも電撃パワーを使っている。水中から外に身体を突き出し,敵に加える電撃を増強している。
 

 
再録:別冊日経サイエンス233「魚のサイエンス」

著者

Kenneth C. Catania

バンダービルト大学の生物科学の教授。動物の感覚系を中心にした比較神経生物学を研究している。本誌への寄稿は今回が4回目。

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ヒゲミズヘビの必殺技」,K. C. カタニア,日経サイエンス2011年7月号。

原題名

Shock and Awe(SCIENTIFIC AMERICAN April 2019)

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