日経サイエンス  2019年7月号

特集:顔 その役割と進化

ヒトはどう見分けているか

D. Y. ツァオ(カリフォルニア工科大学)

私たちは顔をどのように識別しているのだろう。著者らは以前,下側頭葉皮質と呼ばれる脳領域にある6個の「顔パッチ」がネットワークをなして顔の識別を行っていることを,マカクザルを使ったfMRI実験で発見していた。そして最近,著者らは顔の識別コードの解読に成功,顔をどのように識別しているのかが明らかになった。この神経コードは,顔以外の物体がどう認識されているかを理解するロゼッタストーンになるかもしれない。



訂正
「ヒトはどう見分けているか」の61ページに「右下の囲み」とありますが,正しくは「左下の囲み」でした。
※ダウンロードPDFでは修正版を販売しております。

著者

Doris Y. Tsao

カリフォルニア工科大学の生物学教授で,ハワード・ヒューズ医学研究所の研究者。カリフォルニア工科大学ティエンチアオ&クリッスィー・チェン・システム神経科学センターの所長も務めている。2018 年10月にマッカーサーフェローを受賞。

原題名

Face Values(SCIENTIFIC AMERICAN February 2019)

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