日経サイエンス  2018年7月号

深海資源開発の条件

T. ピーコック(マサチューセッツ工科大学) M. H. アルフォード(スクリプス海洋研究所)

携帯電話はじめハイテク製品の増加を背景にニッケルやコバルト,レアアースなど金属の需要も急増している。容易に採掘できる陸の鉱床は尽きつつあり,注目されているのが深海底に散在する「マンガン団塊」などの資源だ。自動機械でこれをすくい取り,不要な堆積物を海底に放棄する採掘活動が考えられ,それらが海の生物に及ぼす影響の評価も進み始めた。海底資源の開発と並行して研究を続行する必要がある。

著者

Thomas Peacock / Matthew H. Alford

ピーコックはマサチューセッツ工科大学の機械工学の教授で,環境ダイナミクス研究所の所長。アルフォードはスクリプス海洋研究所の海洋物理学の教授で,海洋物理学研究部門の副部門長。

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超深海探査へゴー!」,M. シュロープ,2014年5月号。

原題名

Is Deep-Sea Mining Worth It?(SCIENTIFIC AMERICAN May 2018)

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