日経サイエンス  2018年7月号

孤独の科学

F. ルッソ(科学ジャーナリスト)

 人はなぜ孤独を感じるのだろうか。愛する妻や夫を失ったとき,人にうまく気持ちが伝わらなかったときに孤独を感じるのは当然だ。だが中にはそうした原因が何もないのに,いつも強い孤独感に苦しんでいる人もいる。彼らの孤独感は,自身や自分が置かれた状況をネガティブに評価するのを止められないことからきている。そんなふうに孤独を感じている人を,助けるすべはあるのだろうか。

 

 

再録:別冊日経サイエンス223「孤独と共感 脳科学で知る心の世界」

著者

Francine Russo

心理学と行動学を専門とするベテランのジャーナリスト。著書に「They’re Your Parents, Too! How Siblings Can Survive Their Parents’ Aging Without Driving Each Other Crazy」(Bantam,2010年)がある。

原題名

The Toxic Well of Loneliness(SCIENTIFIC AMERICAN January 2018)

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