日経サイエンス  2018年2月号

間近で見た冥王星 ニューホライズンズがとらえた素顔

S. A. スターン(サウスウエスト研究所)

米国のニューホライズンズ探査機は2015年夏に冥王星に接近通過を果たし,冥王星とカロンなど5つの衛星が予想よりもはるかに複雑でダイナミックであることを発見した。冥王星は活動を停止した特徴のない天体ではなく,高い山々がそびえ立ち,巨大な氷河とかなりの量の大気を擁している。過去のイメージをすべて覆した成果を一覧するとともに,さらに遠くのカイパーベルト天体を探る今後の旅程を紹介する。

著者

S. Alan Stern

惑星科学者。サウスウエスト研究所の宇宙科学・宇宙工学部門の副部門長を務めている。ニューホライズンズ計画の主席研究官で,米航空宇宙局(NASA)の科学ミッション部門の前部門長。

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太陽系最後の未踏地 冥王星への旅」,S. A. スターン,日経サイエンス2002年8月号

原題名

Pluto Revealed(SCIENTIFIC AMERICAN December 2017)

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