日経サイエンス  2016年10月号

特集:ゲームを科学する

編集部

ビデオゲームは気分転換にはもってこいだが,シューティングゲームなど展開の速いアクションゲームを頻繁に行っていると認知能力が向上することが近年の研究でわかってきた。注意力や迅速な情報処理,課題の切り替えの柔軟性,頭の中で物体の回転を思い描く力など様々な認知機能の向上が厳密な心理テストで実証されている。教育分野で大きな可能性を持つことも近年の研究で示されている。優れた設計のビデオゲームはエビデンスに基づく推論や問題解決,他者との協力など,高次のスキルを実習できる。こうしたビデオゲームの事例もそうだが,情報技術によって様々な能力が拡張される時代が来ると,この分野に詳しい東京大学の暦本純一教授は話す。

 

 

ビデオゲームで認知力アップ  D. バヴェリア/ C. S. グリーン

ビデオゲームを教育に  A. ガーシェンフェルド

ポケモンGOの先は? IoTからIoAへ  語り:暦本純一

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