日経サイエンス  2015年7月号

食物連鎖を生かす中国の巨大水産養殖

E. バンス(サイエンスライター)

 世界最大の魚介類産出国である中国は最大の消費国でもあり,中国が水産養殖事業を革新して海洋での漁獲量を減らせるかどうかが世界の漁場の存亡を決める。経済成長に伴いシーフード需要が高まるなか,新手法に基づく大規模事業が始まった。多数の生物種が排出物を互いにリサイクルするようにして,汚染を抑え生産性を高める。水質問題が深刻化した大小の淡水養魚場についても,同様の試みが進んでいる。

 

 

※お詫びと訂正

96ページの写真キャプションおよび98ページと99ページの本文中に「ニシキテグリ」とあるのは「ケツギョ」の誤りでした。お詫びして訂正いたします。
【スライドショー】China Tries to Clean Up Its Fish Farms
 

 
再録:別冊日経サイエンス233「魚のサイエンス」
再録:別冊日経サイエンス214「人類危機 未来への扉を求めて」

著者

Erik Vance

メキシコシティを拠点とするサイエンスライター。海洋と脳科学分野に力を入れている。罪の意識なしにシーフードを食べられる日を待ち望んでいる。

原題名

Fishing for Billions(SCIENTIFIC AMERICAN April 2015)

サイト内の関連記事を読む

キーワードをGoogleで検索する

獐子島多栄養段階統合養殖范蠡藻類ブルーム梁子湖