日経サイエンス  2015年5月号

体のあちこちで働く末梢時計

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K. C. スンマ F. W. テュレック(ともにノースウェスタン大学)

 多くの生物は1日24時間の概日リズムに従っている。脳の「視交叉上核」にある生物時計が多くのプロセスを調節していることが知られているが,ここ数年で,肝臓や膵臓などの組織にも局所的な時計が見つかった。食事や睡眠のタイミングがいつも不適切だと,これらの末梢時計が脳の親時計とずれてしまい,肥満や糖尿病,うつ病などの疾患にかかりやすくなる──そうした関連を示す研究結果が増えている。

 

 

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【関連動画】

 

再録:別冊日経サイエンス213「生命解読2 細胞から個体へ」

著者

Keith C. Summa / Fred W. Turek

スンマはノースウェスタン大学医学系大学院の大学院生。概日リズムに関する発見を臨床に応用する方法を追究している。テュレックはノースウェスタン大学の神経生物学者で,睡眠・サーカディアン生物学センターの所長。米国時間生物学会(SRBR)を創設し,会長を務めている。

原題名

The Clocks within Us(SCIENTIFIC AMERICAN February 2015)

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時計遺伝子概日リズム視交叉上核ホメオスタシスヒストン脱アセチル化酵素夜間摂食症候群社会的時差ボケ