日経サイエンス  2015年3月号

嵐の神の物語 マヤの古代都市ホルムル

Z. ゾーリッチ(フリーランスライター)

 中米グアテマラにホルムルというマヤ文明の古代都市がある。近年の発掘調査によって,ある寺院の遺跡の外壁に荘厳なフリーズ(装飾壁)が見つかった。そこに描かれている王の名はオク・チャン・ヨアート。「嵐の神が空に現れる」という意味だ。ホルムルは当時,対立する2つの巨大勢力の狭間にあったらしい。この装飾壁は激動の戦乱時代におけるマヤの統治を読み解くためのカギを提供している。

 

 

再録:別冊日経サイエンス210「古代文明の輝き」

著者

Zach Zorich

コロラド州を本拠とするフリーランスライターで,Archaeology誌の寄稿編集者。

原題名

The Storm God’s Tale(SCIENTIFIC AMERICAN December 2014)

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