日経サイエンス  2015年2月号

組み換えなしで高速育種

F. ジャブル(SCIENTIFIC AMERICAN 編集部)

米国のスーパーに並ぶ野菜や果物は,見かけはよいが味の方は今ひとつということが多い。消費者の舌を喜ばせるより,輸送しやすさや収量など生産者に嬉しい形質を優先して,長年品種改良されてきただめだ。だが遺伝子解析技術の高速化で様々な形質の遺伝子の有無を迅速に調べられるようになり,品種改良の効率は桁違いに向上した。消費者が望む味と生産者に重要な効率を兼ね備えた,極上の作物が登場しつつある。
 
 再録:別冊日経サイエンス214「人類危機 未来への扉を求めて」

原題名

Building Tastier Fruits and Veggies (No GMOs Required)(SCIENTIFIC AMERICAN July 2014)

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