日経サイエンス  2014年12月号

緊急特集:ノーベル物理学賞3人受賞

青色LEDで栄誉

中島林彦(編集部) 協力:竹内哲也(名城大学)

 明るく高効率の白色光源に道を開く青色LED(発光ダイオード)を実現した名城大学教授(名古屋大学名誉教授)の赤﨑勇,名古屋大学教授の天野浩,米カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授の中村修二の3氏が2014年のノーベル物理学賞を受賞する。授賞発表から3日後,海外出張から帰国した天野氏は,師である赤﨑氏と顔を合わせ,2人が受賞業績となる成果を出した名古屋大学で共同会見した。その時のやり取りを交えて世界初の青色LEDが実現するまでの苦難に満ちた約20年の歩みを紹介する。また両氏からバトンを受け取った中村氏がどのようにして青色LED実用化に成功したのかも概観する。

著者

中島林彦 / 協力:竹内哲也

中島は日経サイエンス編集長。竹内は名城大学理工学部材料機能工学科准教授。名古屋大学と名城大学で赤﨑氏と天野氏に師事,現在,赤﨑氏らとともにGaNの高品質化やGaNを用いた面発光レーザーなどの応用研究に取り組んでいる。

サイト内の関連記事を読む

キーワードをGoogleで検索する

青色LED青色LD発光ダイオード窒化ガリウム窒化物半導体MOVPEMOCVDツーフロー法セレン化亜鉛白色光源ZnSeGaNサファイア基板低温バッファー層窒化アルミニウムAlN光の三原色