日経サイエンス  2013年11月号

特集:モノ作り革命

編集部

情報技術が生産を変える

 

 200年前の産業革命によって生まれた工場制機械工業は世界を大きく変えた。しかし,オートメーションによる大量生産一辺倒では,本当に魅力的な製品は生まれてこないだろう。モノ作りの現場がいま,再び大きく変わろうとしている。その象徴的な例が「3Dプリンティング」という製造法だ。材料から部品を削り出して組み立てるのではなく,材料を積み上げて複雑な形を作り上げるという発想の転換は,大きな可能性を秘めている。また,自動機械が工場のラインで決まり切った作業を繰り返すタイプのオートメーションから,ロボットと人間の作業者が互いの強みを生かして一緒に作業するほうが効果的かもしれない。いずれも鍵を握るのは一歩進んだ情報技術。現在進行中のモノ作り革命をリポートする。

 

不可能を形にする3D印刷  L. グリーンマイアー(SCIENTIFIC AMERICAN編集部)
指令役はロボット  D. バーン(カーネギー・メロン大学)

 

誌面に収録できなかった以下の記事のテキストをweb上に掲載しています。

ITが生む製造の新形態  R. ハウスマン(ハーバード大学)
7つの次世代新素材 S. アシュレー(サイエンスライター)
ナノマシンの台頭  M. C. ロコ(全米科学財団)
バーチャル設計   J. D. マイアーズ( ンセラー工科大学)