日経サイエンス  2013年11月号

海底のミステリーサークル

中島林彦(編集部) 協力:川瀬裕司(千葉県立中央博物館)

 奄美大島の近海で春から夏にかけて不思議なものが出現する。砂地の海底に作られた直径2mほどの幾何学模様で,同心円と放射状のパターンを組み合わせてできている。発見から20年近くたつが,どのようにして形成されたのかわからず「海底のミステリーサークル」と呼ばれてきた。それが2年前,小さなフグがミステリーサークルに出入りしているのが目撃され,調査が進んだ結果,謎が解き明かされた。

 

 
再録:別冊日経サイエンス233「魚のサイエンス」

著者

中島林彦 / 協力:川瀬裕司

中島は日経サイエンス編集長。川瀬は千葉県立中央博物館・分館海の博物館主任上席研究員。専門は魚類生態学。フグ目を中心とした魚類の繁殖生態を研究している。

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