日経サイエンス  2013年5月号

特集:越境汚染

 今年に入って九州などを中心に「PM2.5」と呼ばれる微細な大気汚染物質がたびたび高濃度で観測されている。その大部分は中国から風に乗ってやって来るようだ。3月になって黄砂も飛来,それに伴ってPM2.5の濃度は一層高くなる恐れもある。そもそも新聞やテレビでよく出てくるようになったPM2.5とはいったい何なのか。中国の大気汚染は以前から深刻だが,なぜ今年に入って急に日本までたくさんやってくるようになったのか。研究で明らかになった最新情報を紹介する。

 黄砂については,微生物がそれに乗って飛来していることがわかってきた。そうした微生物の中には良いものも悪いものもいるようだ。

 

 

中国からのPM2.5  安藤 淳

越境大気汚染を正しく理解する  金谷有剛

黄砂が運ぶ微生物  中島林彦 協力:岩坂泰信

 

サイト内の関連記事を読む

キーワードをGoogleで検索する

微小粒子状物質PM2.5エアロゾルオゾン短寿命気候汚染物質黄砂