日経サイエンス  2012年3月号

人口70億人時代の食糧戦略

J. A. フォーリー(ミネソタ大学)

 現在の世界人口70億のうち10億が慢性的な飢餓に苦しんでいる。2050年までに人口が20億~30億人増え,食糧需要は倍増する見込みだ。十分な食糧供給を保証するには生産量を現在の2倍に引き上げなければならない。だが,農業はすでに陸地の多くを使い,生物の生息地を破壊し,河川や海を汚染,大量の温室効果ガスを放出している。八方塞がりのようにも思えるが,解決策はあると著者は言う。

 

 
再録:別冊日経サイエンス205「食の探求」

著者

Jonathan A. Foley

ミネソタ大学環境研究所の所長。世界の持続可能性に関して研究している。

原題名

Can We Feed the World and Sustain the Planet?(SCIENTIFIC AMERICAN November 2011)

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