日経サイエンス  2011年11月号

世界を変えた日本の頭脳 ノーベル賞に近い人たち

ブレークスルーの実現者 Part 2(物理学・化学編)

中島林彦(編集部)

 日本は物理学,特に素粒子物理学の理論研究は伝統的に強い。現在の素粒子物理の理論的枠組みは「標準モデル」と呼ばれ,日本人のノーベル物理学賞受賞者7人のうち5人(湯川秀樹,朝永振一郎,南部陽一郎,小林誠,益川敏英)は,この標準モデルの構築に大きく貢献した。このほか「二中間子論」と「坂田モデル」を提唱した坂田昌一,「中野・西島・ゲルマンの法則」を発見した西島和彦など世界的に知られる研究者は数多い。そしてここ四半世紀,世界をリードしているのが素粒子ニュートリノに関する実験研究。この分野から近い将来,ノーベル賞受賞者が出る可能性がある。記事中で紹介している主な研究者は次の通り。戸塚洋二,梶田隆章,鈴木厚人,村山斉,佐藤勝彦,樽茶清悟,細野秀雄,十倉好紀,近藤淳,西沢潤一,赤崎勇,中村修二,水島公一,吉野彰,藤嶋昭。

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戸塚洋二,梶田隆章,鈴木厚人,村山斉,佐藤勝彦,樽茶清悟,細野秀雄,十倉好紀,近藤淳,西沢潤一,赤崎勇,中村修二,水島公一,吉野彰,藤嶋昭,ノーベル賞